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神龍伝説
日時: 2024/02/12 17:25:25
名前: 戦艦零号

閉鎖

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新世界戦争 ( No.81 )
日時: 2024/02/08 19:17:12
名前: 戦艦零号

「ブルータルキラーよ…万民解放軍の次期総帥は大名誉なのだぞ!貴殿は新時代の覇者として全世界を掌握したくないのか!?」
「全世界の覇者なんて…殺し屋の俺には無縁だな…」
ブルータルキラーは無関心そうな態度で返答したのである。
「俺は思う存分に戦闘と殺戮さえ出来れば大満足だ…」
実際ブルータルキラーに思想は勿論…。野心は皆無であり最前線で戦闘さえ出来れば大満足だったのである。
「ブルータルキラー…」
ボルファティウスは内心不服であったが…。
「ブルータルキラーが暴れ回りたければ思う存分に暴れ回るのだ…恐らく今後も各地で戦闘が開始されるだろうからな…」
大戦闘に勝利した万民解放軍は本拠地の万民解放区へと戻ったのである。
新世界戦争 ( No.82 )
日時: 2024/02/08 19:19:13
名前: 戦艦零号

第二話

山賊要塞
砂漠化した大平原での大戦闘から五日後の真昼…。万民解放軍では最精鋭部隊が新編成されたのである。メンバーはポストヒューマンであり最精鋭の一人であるブルータルキラー以下…。十三人の精鋭達が抜擢されたのである。
「精鋭達よ…全員集合したな…」
万民解放軍本拠地にて最精鋭部隊が集結…。総大将のボルファティウスがメンバーを確認したのである。
「突然であるが…貴様達最精鋭部隊に重要任務だ…」
「はっ?俺達に重要任務だって?」
「総大将?任務内容は?」
少数精鋭であるが彼等は面倒臭そうな態度でボルファティウスに問い掛ける。
「貴様等少数精鋭は南方地帯の山賊要塞に潜入しろ…」
山賊要塞とは西方地帯に聳え立つ岩山であり難攻不落の大要塞である。近年山賊要塞と命名される岩山では大勢の武装集団が占拠…。岩山全体は要塞化され山賊要塞内部には各地で回収された多数の重火器が配備されたのである。
「今回の作戦の最終目的として…山賊要塞の占拠と要塞内部に配備された重戦車を多数強奪するのだ…最精鋭の貴様達であれば出来るよな?」
「はっ!?総大将は正気なのかよ!?」
任務内容にブルータルキラー以外のメンバーは猛反発する。
「俺達が少数精鋭でも…十四人だけで難攻不落の山賊要塞全体を占拠するなんて無茶だろ!自殺行為だぜ…」
「総大将…多勢に無勢だぜ…難攻不落の山賊要塞を完全占領したかったら万民解放軍全勢力で総動員するべきだ!俺達だけで山賊要塞を占領するなんて無謀過ぎるぞ…」
「現実的に山賊要塞を陥落させるなら最低限数百人規模の人員が必要不可欠だぞ…」
ボルファティウスは一息したのである。
「であるからこそ最精鋭のブルータルキラーを今回の大作戦に抜擢したのだ…」
新世界戦争 ( No.83 )
日時: 2024/02/08 19:22:24
名前: 戦艦零号

前回の戦闘でブルータルキラーの戦闘力を熟知したボルファティウスは今回の大作戦でも活躍出来ると判断する。
「ポストヒューマンであるブルータルキラーなら鬼に金棒だからな…彼ならば百人力の大戦果は期待出来る…」
「ブルータルキラーが最強の狂戦士でも…一人だけでは戦力に…」
すると直後である。ブルータルキラーは超高速移動により精鋭の一人を斬首…。即死させたのである。
「なっ!?」
「えっ…此奴…」
「ブルータルキラー…貴様!?」
地面には切断された精鋭の頭首と鮮血が流れ出る。
「ひっ!殺されちまう!」
「此奴…本当に仲間を打っ殺しやがったぞ!」
「ブルータルキラーは無慈悲だな…」
十二人の精鋭達は仲間にも容赦しないブルータルキラーに畏怖したのである。
「今度…俺に殺されたいのは誰だ?」
ブルータルキラーは無表情で十二人の精鋭達に問い掛ける。
『ブルータルキラー…』
総大将のボルファティウスもブルータルキラーの予想外の行為に一瞬動揺する。
「貴様達…今回ばかりは無謀かも知れないが…今現在万民解放軍は戦力不足なのだ…一度の戦闘に相当数の人員は配備出来ないのが現状だ…」
万民解放軍は前回の大規模戦闘で相当数の人員喪失により一度の戦闘で大勢の戦闘員達を主戦場に総動員するのは事実上不可能だったのである。
「危険である反面…今回の任務に成功すれば貴様達には報酬として一年分の食糧品と酒類を提供するからな…約束する!」
「えっ!?」
「食糧と酒類を一年分だと!?本当かよ!?」
「一か八かのチャンスだな!山賊要塞で思う存分に大暴れするか♪」
「約束だぜ♪総大将♪」
「任務に成功したら俺達に一年分の食糧と酒類を用意しやがれよ♪」
報酬の一言にブルータルキラーを除外する精鋭達の士気が発揚…。
「はぁ…」
『如何やら一安心だな…彼等が単純で安心した…』
新世界戦争 ( No.84 )
日時: 2024/02/08 20:57:02
名前: 戦艦零号

一時的であるがボルファティウスは内心ホッとする。現実問題…。万民解放軍は慢性的に人員不足であり内輪揉めが原因で人員が喪失するのを回避したかったのである。
『生憎…主力のブルータルキラーには報酬は不要そうだが…』
万民解放軍全軍にとってブルータルキラーは最強の主要戦力である一方…。ボルファティウスは危険人物である彼に裏切られないか極度の不安感と恐怖心を感じる。翌朝…。最精鋭部隊は西方地帯の山賊要塞へと移動を開始したのである。
「総大将の野郎も適当だよな…如何して俺達をこんな任務なんかに抜擢しやがった?正直無謀だぜ…」
最精鋭の一人が不満を愚痴り始める。
「仕方ないよ…六日前の戦闘では人員の大半を喪失したからな…当分の作戦では大人数は動員出来ないだろうよ…」
「山賊要塞の占領に成功すれば一年分の食糧をゲット出来るぞ…我慢しろよ♪」
万民解放区から西方地帯は二十キロメートルの長距離であり比較的近距離だったのである。移動を開始してより一時間半後…。彼等は目的地である西方地帯に到達したのである。
「無人地帯かよ…西方地帯は万民解放区以上に殺風景だな♪」
「当然だが人気は感じられないぜ…此処はゴーストタウンみたいで薄気味悪いな…」
「幽霊が出現しそうな雰囲気だな…」
「何が幽霊だよ♪子供かよ♪所詮幽霊なんて子供騙しだろうに…」
当然として西方地帯の住宅街も荒廃したゴーストタウンであり誰一人として居住者は確認出来ない。
「目的地の山賊要塞は?」
するとブルータルキラーが無表情で中心地に確認出来る巨山を指差したのである。
「ん?岩山みたいだな…」
中心地に聳え立つ岩山は標高五百メートル規模の巨山であり岩山の頂上には鉄塔が確認出来る。
「岩山が山賊要塞だな…」
小柄の戦闘員が恐る恐る…。
「山賊要塞を攻略するのであれば如何する?」
新世界戦争 ( No.85 )
日時: 2024/02/08 20:59:44
名前: 戦艦零号

「こんな要塞であれば…直接的に真正面から突っ込むだけだ…」
今迄無言だったブルータルキラーが即答したのである。
「ブルータルキラーは正気か?真正面から突っ込むなんて…完全に自殺行為だぜ…」
「山賊要塞に突っ込みたいならブルータルキラー一人で突っ込みやがれ…俺達は普通の人間だから御免だぜ…」
周囲の戦闘員達はブルータルキラーの意見に全否定する。無表情だったブルータルキラーであるが…。殺気を感じさせる表情で彼等を睥睨したのである。
「ひっ!」
『此奴…殺気か!?本気の殺意を感じるぜ…』
ブルータルキラーの殺気に戦闘員達は畏怖し始める。
「山賊要塞の敵兵達は俺が完膚なきまでに打っ殺す…貴様達雑魚は山賊要塞を占拠するのだな…」
ブルータルキラーは神速のスピードで山賊要塞へと突っ込んだのである。
「ブルータルキラーの野郎…彼奴は気に入らないな…」
「彼奴…一人で突っ込んじまったな…自殺行為だろうに…」
彼等は単独行動するブルータルキラーに呆れ果てる。一方のブルータルキラーは現在地である住宅街から山賊要塞への距離は数キロメートルと近距離であり数秒間で到達したのである。
「敵陣には…」
ブルータルキラーは両目を瞑目させる。
『内部の敵兵は二百人前後か…』
ポストヒューマンとしての本能からか外部からでも瞬間的に内部に存在する生体反応を正確にキャッチ出来る。ブルータルキラーは山賊要塞から二百人前後の人間達の生体反応をキャッチしたのである。
「内部の敵兵を打っ殺すだけなら俺一人でも楽勝だな…」
数分間岩山の周囲を探索すると地下シェルターのハッチを発見する。
「ハッチだと?軍事用の地下シェルターか?」
ブルータルキラーは地下シェルターのハッチを開放させる。恐る恐る地下シェルター内部へと潜入したのである。
『山賊要塞に直結する地下通路か…』
新世界戦争 ( No.86 )
日時: 2024/02/08 21:01:53
名前: 戦艦零号

地下シェルターは十数年前の世界最終戦争で住民達の避難所として利用された地下壕である。移動してより数十分後…。通路を直進し続けると目前より重厚に構築された鉄扉が確認出来る。
「此奴を破壊すれば敵地に侵入出来るな…」
左手の機械義手より内蔵された対物ライフルが出現する。
「鉄扉を破壊するだけなら此奴で事足りるな…」
内蔵された対物ライフルで鉄扉を破壊したのである。周囲より爆発音が響き渡る。
「楽勝だな…」
破壊された鉄扉の奥側より…。二人の警備兵が破壊された鉄扉の瓦礫に近寄る。
「先程の爆発音は!?」
「一体何が発生しやがった!?ん!?彼奴は…」
ブルータルキラーに気付いたのである。
「機械式の義手だと?貴様は一体何者だ!?」
「鉄扉を破壊したのは貴様か!?」
問い掛けられたブルータルキラーは無表情で…。
「であれば如何する?」
彼等はブルータルキラーの態度にピリピリする。
「貴様…」
「構わん!此奴は侵入者だ!徹底的に打っ殺せ!」
警備兵達は護身用のライフルを発砲したのである。ブルータルキラーは銃撃されたものの…。神速の高速移動により警備兵達の銃撃を容易に回避したのである。高速移動中に装備を対物ライフルから近接戦闘用の鉤爪に変換…。一瞬の身動きで二人の警備兵を斬撃したのである。
「ぐっ!」
「ぎゃっ!」
鉄製の床面には彼等の鮮血で赤色に染色する。
「防衛拠点に移動するか…」
ブルータルキラーは山賊要塞の最上層へと移動したのである。同時刻…。山賊要塞拠点内部では戦闘員達が立体映像である監視用のホログラムで地下通路の様子を確認したのである。ホログラムによってブルータルキラーが投影されると彼等はゾッとする。
「彼奴は伝説の殺し屋…ブルータルキラーだ!」
戦闘員達がブルータルキラーの出現に騒然としたのである。
新世界戦争 ( No.87 )
日時: 2024/02/08 21:04:33
名前: 戦艦零号

「なっ!?ブルータルキラーだと!?本当なのか!?」
「ブルータルキラーって…ポストヒューマンの彼奴だよな!?如何して殺し屋の彼奴が万民解放軍なんかに味方しやがった!?」
「知るかよ!」
「如何するよ!?地下通路を突破されちまったぞ!拠点内部に侵入されるのは時間の問題だぞ…」
「即刻彼奴を対処しないと…」
刻一刻とブルータルキラーに対する恐怖心が増大化する。拠点内部の戦闘員達はブルータルキラーの襲撃に畏怖したのである。すると疲弊する戦闘員達に大柄の戦闘員が怒号し始める。
「貴様等!狼狽えるな!所詮相手は一人だぞ…総動員で武装するのだ!総動員で攻撃すれば相手が殺し屋のブルータルキラーとて…」
彼等は即座に護身用の銃火器を装備したのである。基地内であるが拠点防衛用の重戦車も数量程度配置する。
「ブルータルキラーが通信室に侵入し次第…総攻撃だぞ!」
数秒後…。頑丈に構築された鉄扉が破壊される。
「えっ!?」
「なっ!?」
無傷のブルータルキラーが通信室に侵入したのである。
「此奴…」
「ブルータルキラーだ…」
するとブルータルキラーは無表情で周囲を確認…。
「俺を相手にするのであれば…山賊要塞は力不足だな…」
山賊要塞に侵入したブルータルキラーは内部の防衛網を簡単に突破したのである。
「総攻撃だ!ブルータルキラーを打っ殺せ!」
通信室の戦闘員達は護身用の機関銃は勿論…。バズーカ砲でブルータルキラーを総攻撃したのである。無数の弾丸やら砲弾が炸裂…。ブルータルキラーを急襲する。
『こんな程度の攻撃で…』
ブルータルキラーは神速の身動きによって内部の戦闘員達を瞬殺…。数分間で通信室の戦闘員達を全滅させたのである。
「雑魚は片付いたな…」
ブルータルキラーは山賊要塞から脱出すると待機中の精鋭部隊と合流する。
新世界戦争 ( No.88 )
日時: 2024/02/08 21:06:34
名前: 戦艦零号

「ブルータルキラー!?山賊要塞から無事に戻れたのか!?」
「山賊要塞の雑魚は俺が排除した…貴様等は思う存分に山賊要塞を占領したければ占領するだけだ…」
彼が単独で難攻不落の山賊要塞を陥落させた事実に彼等は驚愕したのである。
「はっ!?ブルータルキラーは一人で山賊要塞を陥落させたのかよ!?」
「ブルータルキラーは人型の殺人兵器なのか?」
「此奴は…末恐ろしくなるぜ…」
ブルータルキラーが難攻不落の山賊要塞を攻略してより一時間後…。山賊要塞は万民解放軍によって完全占拠されたのである。戦闘に勝利した万民解放軍は基地内に配備された多数の重火器は勿論…。兵員輸送用の装甲車やら重戦車を数両確保したのである。今回の山賊要塞の完全占拠によって万民解放軍の戦力は急上昇…。陸上の戦闘では実質最強クラスである。
新世界戦争 ( No.89 )
日時: 2024/02/08 21:09:22
名前: 戦艦零号

第三話

新勢力
難攻不落の山賊要塞が陥落してより三日後…。西側方面の位置する大陸では〔地球天国〕と名乗る奇怪集団が勢力の拡大化を開始したのである。地球天国の軍勢はソロモンベースと命名される村里へと進行を開始…。
「【ウィルフィールド】様…もう少しでソロモンベースに到達するでしょう…」
部下の一人がウィルフィールドと名乗る宗教家らしき人物に報告する。
「報告感謝しますよ…」
ウィルフィールドは物静かな様子で返答したのである。
「無事ソロモンベースに到達したら…私達は平和的に制圧しましょう♪無血でソロモンベースを制圧するのですよ♪何故なら…私は平和主義の絶対者なのですからね♪」
ウィルフィールドは満面の笑顔で部下達に発言する。ウィルフィールドと名乗る人物は自身を平和主義の絶対者を自称…。非常に可笑しな人物なのである。一方の部下達は彼を心酔…。神格化する。
「勿論ですとも♪ウィルフィールド様♪」
「ウィルフィールド様は平和主義者の絶対者ですな♪」
無血で各地を平和的に占領するのが彼等のモットーである。共存共栄の平和主義を自称するものの…。地球天国の勢力規模は数百人規模と大規模であり多数の重戦車やら重火器等の戦力を保有する。彼等が進行を開始してより数十分後…。地球天国の軍勢は目的地のソロモンベースへと到達したのである。一方の村人達は奇怪集団である地球天国に警戒し始める。
「奴等は…一体…」
「奇妙だな…」
「戻ろう…戻ろう…気味悪いな…」
村人達は警戒した様子で自宅に戻ったのである。
「非常に失礼ですね!ウィルフィールド様!私達は平和的にソロモンベースを占拠したいだけなのに…」
「私も同感ですよ!ウィルフィールド様!村人達には制裁が必要不可欠かと…」
新世界戦争 ( No.90 )
日時: 2024/02/08 21:12:59
名前: 戦艦零号

部下達は騒然とし始める。すると楼閣の家屋敷から村長が外出…。警戒した様子で地球天国の軍勢に近寄る。
「貴方達は一体何者ですか?」
問い掛けられると首領のウィルフィールドが笑顔で名乗り始める。
「私達は全世界に平和主義を実現する平和主義団体の地球天国♪私自身は平和主義の絶対者であるウィルフィールドですよ♪」
「平和主義団体?地球天国ですと?」
村長は内心胡散臭いと感じる。
「私達は平和的にソロモンベースを占拠したいのですよ♪」
「ソロモンベースを占拠?」
するとウィルフィールドは護身用のハンドガンを携帯したのである。
「なっ!?拳銃!?」
村長はハンドガンに畏怖…。ウィルフィールドは不吉の笑顔で発言する。
「大人しくソロモンベースを提供するなら…私達は村長である貴方は勿論…村人達には手出ししませんよ♪何故なら…私は平和主義の絶対者なのですから♪」
「即刻失せやがれ!」
ショットガンを装備した村里の少年が怒号したのである。
「村里の子供ですか…ショットガンとは非常に物騒ですね♪」
ウィルフィールドは冷静沈着であり笑顔で発言する。
「何が平和主義だ!村長に手出しするな!即刻失せろ!詐欺師野郎!」
ウィルフィールドは無表情で少年を凝視し始める。
新世界戦争 ( No.91 )
日時: 2024/02/08 21:15:04
名前: 戦艦零号

「私が…詐欺師ですと?」
「ひっ…」
少年は極度の恐怖心により全身がプルプルと身震いする。
「世界一の平和主義者である私が詐欺師とは…非常に不愉快ですな…」
ウィルフィールドの発言に村長は危惧したのである。
「逃げろ!殺されるぞ!」
「えっ?」
村長は少年に逃走を指示するのだが…。
「昇天しなさい…」
ウィルフィールドはハンドガンで少年に発砲する。弾丸は少年の頭部に直撃…。少年は即死したのである。
「えっ…如何して…」
村長は衝撃の光景に絶句する。
「私は正直…子供が苦手なのですよ♪浄化は完了ですね♪」
ウィルフィールドは不吉の笑顔で自負したのである。
「少年のモラルで理解しました…ソロモンベースの村人達は不道徳です…私の実現したい地球天国には相応しくないですね…」
部下達に命令する。
「貴方達…村人達を浄化させなさい…浄化作戦を許可します♪」
「承知しました♪ウィルフィールド様♪」
「浄化作戦♪開始しますよ♪」
新世界大動乱 ( No.92 )
日時: 2024/02/10 10:34:38
名前: 戦艦零号

【ピルセウス】
【ストレイダス】
【フィルドルク】

【ブルータルキラー】
【ボルファティウス】
【ダークフィッシュ】
【スパークオルニス】
【サイコバシレウス】

【ウィルフィールド】
【キングタロース】
〔ヘビーエンプレス〕
新世界大動乱 ( No.93 )
日時: 2024/02/11 23:01:39
名前: 戦艦零号

万民解放軍
【フィルドルク】
【ストレイダス】
【ボルファティウス】

新世界連合軍
【ウィルフィールド】
【ブルータルキラー】
【ピルセウス】
〔ヘビーエンプレス〕
新世界大動乱 ( No.94 )
日時: 2024/02/11 23:07:55
名前: 戦艦零号

万民解放軍総兵力:300人
【フィルドルク】
【ストレイダス】
【ボルファティウス】

地球天国軍総兵力:900人
【ウィルフィールド】
【ブルータルキラー】
【ピルセウス】
〔ヘビーエンプレス〕
新世界大動乱 ( No.95 )
日時: 2024/02/11 23:14:44
名前: 戦艦零号

万民解放軍
総兵力:300人
【フィルドルク】
【ストレイダス】
【ボルファティウス】
〔万民解放区〕

地球天国軍
総兵力:900人
【ウィルフィールド】
【ブルータルキラー】
【ピルセウス】
〔ヘビーエンプレス〕
〔地球天国〕
新世界大動乱 ( No.96 )
日時: 2024/02/13 20:05:19
名前: 戦艦零号

第一話

衝突
人類史上最大級の大戦争…。世界最終戦争から数百年後の出来事である。大量破壊兵器によって旧世界の巨大産業文明は大崩壊…。世界各地の大都市部は荒廃したスラム街状態であり彼方此方が暴徒化した人間達の魔窟状態だったのである。とある某日…。広大無辺の砂漠地帯での出来事である。強大なる二大勢力が激突したのである。
「全軍攻撃せよ!万民解放軍の奴等を一蹴するのだ!」
大柄の武人らしき人物が軍団に指示…。万民解放軍と呼称される大勢力に総攻撃を仕掛ける。
「〔地球天国〕軍に猛反撃だ!奴等を撃滅しろ!」
一方の万民解放軍も刀剣を装備…。地球天国軍と命名される大勢力に抵抗したのである。両勢力は長年の戦闘により弾薬は欠乏…。接近戦で使用されるサバイバルナイフやら棍棒を武装したのである。万民解放軍は全身全霊で抵抗するのだが…。地球天国軍の総兵力は万民解放軍の三倍であり次第に圧倒される。戦闘開始から数十分後…。
「畜生が!地球天国軍の奴等…」
「継戦し続ければ全滅だ…本拠地に撤退するぞ!」
戦況は地球天国軍が圧倒的に優勢であり万民解放軍は戦場から撤退したのである。撤退する万民解放軍の光景に地球天国軍の兵士達は大喜びする。
「【ウィルフィールド】様♪万民解放軍は撤退しました♪地球天国軍の大勝利ですよ♪」
ウィルフィールドとは地球天国軍の総大将であり地球天国の最高指導者である。
「油断大敵だ…」
ウィルフィールドは追撃するべきと判断するのだが…。
「止むを得ないか…追撃は中止する…」
万民解放軍の抵抗によって自軍の損害は無視出来ず不本意であるが追撃を断念したのである。
新世界大動乱 ( No.97 )
日時: 2024/02/13 20:07:46
名前: 戦艦零号

「えっ!?追撃を断念されるのですか!?ウィルフィールド様!?」
「奴等を全滅させる絶好機ですよ!」
「ウィルフィールド様!万民解放軍を追撃しましょう!徹底的に奴等を全滅させるのです!」
周囲の部下達はウィルフィールドの追撃断念に猛反発する。
「貴様達の思考も理解出来るが…今回の戦闘で二百人以上の戦闘員達が死傷したからな…深追いするのは危険だ…」
兵士の死傷者は勿論…。戦闘により疲弊した兵士達も少なくないのが現状である。
「俺達は戦力が回復し次第…奴等の本拠地〔万民解放区〕を総攻撃…万民解放軍を全滅させるぞ…」
兵士達は不本意であるが…。
「仕方ないですな…」
「ウィルフィールド様…」
総大将のウィルフィールドの判断に服従する。今回の戦闘により万民解放軍は総兵力三百人中百五十人以上の兵士達が死傷…。壊滅したのである。一方の地球天国軍は総兵力九百人中二百人以上の兵士達が死傷する。地球天国軍の辛勝に終結したのである。

第二話

従軍
ブルータルキラー ( No.98 )
日時: 2024/02/13 21:18:32
名前: 戦艦零号

第一話

人造超人
世界最大の秘密結社…。万民解放軍が開発した人造超人〔ブルータルキラー〕の大攻勢により旧世界は滅亡したのである。滅亡から十五年後…。世界各地の大都市部は荒廃化するも生存者達は彼方此方にコミュニティーを形成したのである。某日…。とある村里での出来事である。一人の少年が村道を散歩する。
「僕が誕生する以前…村里には大都市が存在したらしいけど本当なのかな?」
少年の名前は【フィルドルク】…。年齢は十二歳であり人造超人ブルータルキラーによる大破壊の悲劇を知らない。
「人造超人ブルータルキラーなんて存在するのかな?」
フィルドルクの居住する村里は比較的安全であり平穏だったのである。
『ブルータルキラーが存在するなら…一度遭遇したいな…』
周囲の大人達からはブルータルキラーは恐怖の存在であると銘記させられたが…。フィルドルクはブルータルキラーが何者なのか非常に興味深かったのである。
辺獄閻魔天事変 ( No.99 )
日時: 2024/02/16 19:25:39
名前: 戦艦零号

登場キャラクター
【月影桃花丸】
【夜桜煉獄丸】
【辺獄閻魔天】
【金剛閻魔天】人型兵器
〔天空天獄〕超弩級天空戦艦
辺獄閻魔天事変 ( No.100 )
日時: 2024/02/16 20:52:19
名前: 戦艦零号

登場キャラクター
【月影桃花丸】
【夜桜煉獄丸】

革命党
【辺獄閻魔天】
【金剛閻魔天】人型兵器
〔天空天獄〕超弩級天空戦艦

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